トランポリンの試合が、3日と4日にありました。
メダルが期待されていた男子でしたが、
残念ながら獲得ならず。
伊藤選手は4位。
北京五輪で悔しい結果だった上山選手は5位でした。
女子の岸選手は14位。
今回、充分メダルに手に届く位置にいただけに、獲れなかったのは、とても残念です。
私がメダル予想していた中国勢は確実に金と銅メダルを獲得。
しかし、予想外の選手が銀メダル。
この予想外の選手というのは、ロシアのウシャコフ選手。
ウシャコフ選手は、とてもセンスのある選手で、彼の演技は個人的に好きでしたが、
なんといっても、本番にとことん弱いんです。
練習は1位タイプ。
なので、W杯や世界選手権などで、ウシャコフの演技を見たくて見ていても、
ほとんど演技中断するのでいつも残念だなぁと思っていました。
その彼が、まさかオリンピックという最高峰の舞台でやってのけるとは!
伊藤選手も想定外だったとコメントしていました。
期待度が低かった分、プレッシャーも少なかったのでしょう。
プレッシャーと言えば
女子トランポリン。
誰もが優勝確実と思っていた2連覇を狙う中国のカ・ブンナ選手がまさかのまさかの着地ミス。
着地ミスさえなければ断トツ優勝だっただけに、悔やまれます。
選手時代、中国での合同合宿などでアドバイスをもらったり、
演技を参考にさせてもらったりして、
個人的に応援していたので、彼女の気持ちなど考えるとすごく残念な気持ちと悲しい気持ちになりました。
ブンナ選手の前に演技した優勝したカナダの選手が本人もビックリの高得点をマークし、
それが更にプレッシャーになったのでしょう。
これが一発勝負であるトランポリンの厳しさ。
そして、今回は予選も決勝も3時間くらいで一気にやってしまう日程だったので
高さや難度のあるトップ選手にとっては、過酷だったと思います。
実は普段の国際大会でこのような日程になることはまずないです。
選手たちはそういったところも対応していかなければなりません。
4年間の努力や苦労がたった20秒程で終わってしまう。
改めてトランポリンの難しさを感じました。
でも、そういう真剣一本勝負なところが、魅力で大好きです

代表選手の皆さん、お疲れ様でした(*^_^*)
はるか
